【TouchDesigner講座】 第2回目 リズムに合わせて動かす

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00.jpgのサムネール画像

こんにちは。antymark力石です。
無事にTouchDesigner講座第2回目がアップする事ができました。前回はソフトのインストールまでだったので、今回から実際にインターフェースの説明からオブジェクトを作成する基礎的な部分を紹介したいと思います。そして、そこからさらにBGMに合わせてオブジェクトを動かす!という所まで回を追ってアップしていきます。

まずはインターフェースの説明を行います。

起動するとデフォルトのシンセが表示されている状態になります。

02.jpg

①ブラウザ サンプルなどが入ってます。
②ネットワークエディタ ノードを配置して、オブジェクトを作ったり、それに色を付けたり、動かしたりするパラメータを配置していくステージです。
③ノード 各ノードにはさまざまなパラメータが入っています。そのノード達をネットワークでつなげていってオブジェクトを作成して、動かしたりなどの制御を行います。

④パラメータパネル 各ノードのパラメータを制御します。

 

【ネットワークエディタ内の操作】

左ドラッグ --- 画面をパンします。

スクロールボタン --- ズームインアウトします。スクロールボタンのドラッグ&ドロップでも同じです。
キーボードのH --- ネットワークエディタ全体が表示されます。
ノードを選択したい --- 左クリック

複数のノードを範囲選択で選択したい --- 右ドラッグで選択します。

では、画面内のデフォルトシンセのノードは必要ないので選択して消してください。選択の方法は上記を参照して、選択したらdeleteボタンです。

 

今回作るシンセのネットワークエディタを見て、TouchDesignerでの作業の流れ、構成を説明いたします。この説明が終われば実際に作っていきますので、もう少々お付き合いください。

03.jpg

①球オブジェクトを作るノード
②オブジェクトをトランスフォームするノード。(トランスフォームとは移動させたり、回転させたり、拡大・縮小させたりする事です)
③リズムを生成するノード
④生成したリズムをトランスフォームのスケールにリンクするノード

各ノードを選択すると右上のパラメータパネルにそのノードのパラメータが表示されます。例えば、①のノードを選択すると球のパラメータが表示されます。直径などのサイズとか、オブジェクトタイプをメッシュにするのかNURBSにするのかなど。(詳しくは次回説明します) ②を選択すると移動・回転・スケールなどのパラメータが表示されます。

このように各ノードをネットワークエディタ内に配置していって、ノード同士をつなげていくことによって一つのシンセファイルを生成していきます。

制作をする流れの簡単な説明でしたが、TouchDesignerの大枠は理解できましたでしょうか?続いて実際に上の図のシンセファイルを作っていきましょう。

 


<1>球を作る。

OP Create Dialogの中のSOPパネルからSphereを選び、シーン内へ配置します。
04.jpg

①のボタンを押してOP Create Dialogを表示します。ネットワークエディタ内を右クリックして、Add Oparatorを選ぶか、キーボードのTABキーを押しても同じです。

②SOPパネルを選びます。

③Sphereを選びます。

④選んだ時点でOP Create Dialogは消え、四角い枠がマウスに追従するので、ネットワークエディタ内の空いてる所をクリックすることで、球のノードを作ることが出来ます。

⑤球を作成する画面右側にパラメータパネルが表示されるので、球の大きさなどを変えてみましょう。

 

 

<2>オブジェクトをトランスフォーム(位置・回転・スケール)させる。

OP Create Dialogの中のSOPパネルからTransformを選び、シーン内へ配置します。 05.jpg 

配置した時点ではリンクしていないので、×印が表示されています。リンクされていないのでパラメータパネルで数値をいじっても球には反映されません。

SphereとTransformをリンクさせます。Sphereノードの右部分にある水色のバーからTransformノードの左部分にある水色のバーへドラッグ&ドロップしてリンクします。リンクされると水色のラインで結ばれます。

お互いをリンクする事によって、パラメータパネルで球体の位置や回転、スケール、基点の位置などが設定できます。

 


<3>BGMのビートと連動するためのパラメータを追加する。

OP Create Dialogの中のCHOPパネルからTimingを選び、シーン内へ配置します。
06.jpg 

TimingノードはTouchの内部時計によるBeats Per Minute(BPM)を基準にリズムを生成します。
このBPMを変える事によってBGMのビートとオブジェクトの変形を同期させるためのきっかけを作ります。

TimingノードですがまだTransformノードからリンクはしません。

 

 


<4>Nullノードを作る。

OP Create Dialogの中のCHOPパネルからNullを選び、シーン内へ配置します。 07.jpg

①Timingの右側の緑のバーを右クリックするとOP Create Dialogが表示されるので、CHOPパネルからNullを配置します。右側のバーから次のパラメータを選択すると、リンクされた状態で配置する事が可能です。

Nullノードはなくても良いのですが、Timingのオリジナルデータを直接いじるのではなく、後で修正がしやすいようにNullノードを追加しました。

 


(5)リズムに合わせてスケールさせる。

Nullパネルを右クリック(パネル真ん中付近)して、CHOP Exporterを選択し専用のダイアログを表示します。 08.jpg 

①この状態でシーン内のTransformノードを選択しておきます。
②そしてCHOP Exporterから右上に表示されているTransformパラメータのUniform Sacleの数字部分へドラッグ&ドロップします。Uniform Scaleはx,y,z均一にスケールします。x方向だけとかの場合はscaleの各数値の方へドラッグ&ドロップします。
③ドロップすると割り当てタイプを決めるポップアップメニューが表示されるので、Export CHOPを選択します。
09_01.jpg 

 

それでは今日はここまで。

基本的な流れは理解できましたでしょうか?このようにオブジェクトを作るノード、変形させたり、リズムを生成するノードなどを配置してリンクさせていくことで、シーケンスを作成していきます。

今回の講座内容ですが、前バージョンのTouchDesignerでマニュアルが日本語訳されたものがありまして、それを現バージョンでわかるようにいたしました。

<前バージョンのマニュアル> TEDさん訳http://www.derivativeinc.com/Tools/Touch000/Manual/Tutorials/DesignerIntro/TutorialGuideJP.pdf

<TEDさんブログ> TouchDesignerのTIPSなども載っていて、参考にさせていただいています。

http://ted.blogs.com/toybox/

 

基本的にはTEDさんが訳したマニュアルをベースにそこから派生したものや実験的な物を載せていこうと思います。

次回は外部MIDIコントローラーを使用して、リズムを変える所を紹介できればと思います。

 

 

 

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コメント(2)

わかりやすい連載で何よりです。Nullオブジェクトの意味がわかりました。
僕はMacBookProでBootCamp上のWindowsを使用していますが、ノード削除はfnキー+deleteです。Windowsはdeleteキーだけで消せるのでしょうか?

Windowsではdeleteキーのみで消せます。マックをブートキャンプで使ってる方は知らないと消せないですよね。普通はdeleteのみで消えると思いますから。

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このページは、rikiishiが2009年3月18日 12:00に書いたブログ記事です。

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