日本デザインセンターで活躍されている軍司さんがクリエイティブディレクターとして、メンバーがプログラムや設営/撮影などといった形で参加しています。
第一回目の作品は「House of cake」です。「ヘンゼルとグレーテル」の童話をモチーフに、一般の民家をお菓子の家に見立てるという作品です。ネオンのように見えると思いますが、こちらは全てプロジェクションです。しっかりとしたコンセプトなどは、「Pavlov's dog Installation」のサイトが出来た時に、そちらで紹介されると思うので、ここでは技術的な事などを主に掲載します。
テストでのプロジェクションでは、普段メンバーが使用するTripleHead2Goを用いて2台のプロジェクターで投射しました。が、本番当日は1台のプロジェクターで無事に投射が出来ました。そのため、位置合わせなどに時間を取られる事無く奇麗に投射ができたのが良かったですね。
システムはMax/MSPとArkaosVJ3.6を用いました。今作品では試さなかったのですが、超音波センサーを建物の前に設置して、人が近づくと映像が変化するという仕組みになっていました。Macを2台、イーサネットケーブルで接続して、超音波センサーのデータをgainer経由でMacに送り、そのデータをMax/MSPでMIDIデータに変更してから、ArkaosVJがインストールされているMacにデータを送り、映像を変化させるという流れです。
映像再生のトリガーはMax/MSPで行い、再生処理はArkaosVJで行うというantymarkで良く使用する仕組みを使いました。1台のMac、Max/MSP/Jitterだけでも可能といえば可能なのですが、処理速度など考えるとこちらの方がやりやすいのですよね。
細かいパーツの位置合わせなどは、ArkaosVJで赤沼さんにやってもらいました。
トータルの映像は軍司さんが制作して、それを僕たちがシステム化するという形で無事成功しました。軍司さんはresfestなどでも受賞しているだけあって映像のセンスは凄いものがあります。本当に。そこに僕たちの要素を加える事で相乗効果を生み出して行ければいいなと感じる今日この頃でありました。
映像はこちらのサイトで観る事が可能です。
本家サイトができたときか、YouTubeアカウントを取得したらこちらでも掲載する予定です。
antymark 松波
■クレジット
Pavlov's Dog Installation_お菓子の家 House of cake
CD+AD:軍司匡寛 Tadahiro Gunji
Camera:力石友弥 Tomoya Rikiishi, 笠原淳 AtsushiKasahara
Programming:松波直秀 Naohide Matsunami
Projection:赤沼裕司 Yuji Akanuma
Pr:木内智啓 Tomohiro Kiuchi, 山出幹夫 Mikio Yamade, 戸田敏治 Toshiharu Toda
■使用機材
[ PC ] MacBookPro / PowerBookG4
[ プロジェクター ] EPSON EMP-737
[ その他 ] GAINER(+超音波センサー)
■ソフトウエア
Max/MSP/Jitter
ArkaosVJ 3.6
■フォトギャラリー
■関連リンク
軍司匡寛
株式会社QLEA(クリア)
Mr.plamo(plamo)

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